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国際金融市場は、世界の金融機関がおカネを融通し合ったり、企業や外国政府へ融資したりするところです。ロンドンを中心とするユーロマネー市場は世界最大の国際金融市場です。そこではユーロ円(欧州の金融機関に円建てで預けられている資金)の取引も増えています。国際金融取引では、1件当たりの資金調達額が大きいので、複数の銀行が融資団を結成して共同でおカネを貸す方式(協調融資)がとられます。また、金融の証券化(セキュリタイゼーション)が進み、変動金利債などを発行して幅広く資金を調達するケースも目立ってきました。下がると思っていた金利が上がってしまった。貸した相手が倒産して、資金が返ってこない?おカネの取引には、金利変動や回収不能のリスク(危険)が伴います。日本のおカネ(ジャパン・マネー)が少し動いただけで、世界の金利や為替相場は大きく上下します。反対に、海外で重大な債務不履行(デフォルト)や戦争が発生すれば、日本にもその影響はすぐに波及してきます。戦後、日本で倒産した銀行はひとつもありません。カネ不足時代の名残で、大蔵省や日銀が金融機関の経営にあれこれ口を出し、金融・資本市場でもいろんな形の規制を続けてきました。